耳の病気対策ガイド

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大人の中耳炎はしっかり治そう

耳の聞こえがなんとなく悪い。耳が詰まったような感じがする。

そんな時は、すぐに耳鼻科を受診しましょう。耳垢栓塞といって、固まった耳垢が外耳道を塞いでしまっていることもあれば、外耳炎や中耳炎の初期症状であることも珍しくありません。外耳炎や中耳炎の場合、その後、ひどい痛みや発熱に見舞われる可能性があります。

特に気を付けたいのは、中耳炎です。普通、急に耳が痛くなって耳鼻科に駆け込むタイプの中耳炎を、急性中耳炎と呼びます。子供の頃、プールで耳に水がはいると中耳炎になる、とか聞いたことのある方もおいでかと思いますが、外から耳に水がはいっても、中耳炎にはなりません。

喉や鼻の奥にいる黴菌が、なんらかの理由で中耳道に到達してしまい、炎症を起こすのが中耳炎です。
急性中耳炎の症状は、とにかく痛い。この一言に尽きます。耳の奥を、針でちくちく刺されるような、耐え難い痛みです。
夜中に救急で病院に駆け込む人も少なくありません。もしも、休日や夜中に中耳炎で耳が痛み始めたら、とにかく冷やして、鎮痛剤を飲みましょう。そして、朝になったら、耳鼻科を受診してください。中耳炎が自然治癒することはまずありませんし、放置して悪化させると、難聴になったり、骨を溶かしてしまう真珠性中耳炎という難病に発展することもありえます。一刻も早く病院を受診して、抗生剤を投与してもらうことが完治への早道です。

また、急性中耳炎にかかると、その後、滲出性中耳炎に移行することがあります。これは、急性中耳炎で鼓室にたまった体液が抜けきらないことでおこる中耳炎です。

主な症状は、耳塞感と難聴。痛みはほとんどありませんが、とにかくずうっと耳に水が入っているような状態になります。長い人では治癒までに半年以上かかるケースもあります。このように、中耳炎は、侮るとこわい病気なので、ちょっと耳の調子がおかしいかな?と思った時には、すぐに耳鼻科を受診することをおすすめします。